2014年8月31日日曜日

8月ももうおしまい!

明日から9月ですねぇ〜。でも、ヨーロッパは数週間前からもう既に秋の涼しさ。外出時にはコートを羽織っておりますですよ。。。

さてさて、


1週間前より、いよいよ始まりましたあっ!

れじとん(旦那)の新作オペラのリハーサル@ストラスブール国立歌劇場!!

れじとんが「あ〜でもない、こ〜でもない」と2年間散々苦労して何度も書き変えた挙げ句に、「ラストシーンがまだ納得いかない」と、最終場だけついこの間までずーっとねばって書き直し続けてた「Quai Ouest (西埠頭)」というオペラ。

原作はフランス現代演劇史上最も重要な戯曲家の1人と言われたものの、40代でエイズに倒れた故ベルナール=マリー•コルテス。同名の戯曲をオペラ用に脚本化し、演出も手がけるのは、コルテスと親友同士で彼の作品を知り尽くしていた映画監督&演出家パトリス•シェロー(彼もつい最近亡くなられましたね)の長年のアシスタントをしていた男性&コルテスの弟の嫁、というコンビ。

ドイツのニュルンベルク州立歌劇場との共催、ということで、指揮はニュルンベルク歌劇場の音楽監督マルクス•ボッシュ。

ストラスブール歌劇場は、私も以前副指揮者として働いたことがある「勝手知ったる」ハウス。れじとんは、私に今回もスタッフとして加わってほしかったみたいで、その旨を何度も歌劇場に申請したそうですが、「不景気で国からの助成金がもの凄く減った為、副指揮者を雇う資金がない」という理由で却下。それでもれじとんが「ずっと立ち会ってほしい」というので、作曲家の奥さんとして何となくスタッフの輪に加わっておる次第です、、、っつうか、、作曲してる時点から私、めっちゃ関与しまくっていたような(笑)。




歌手の皆さんも、それぞれ経験豊富で優秀で気さくでやる気満々な方々ばっかりだし、滑り出し好調、といったところでしょうか? さて、どんな風に仕上がることやら。。。

初演の作品についてあれこれ前もって述べるのは「反則」だと思うので書きませんけど、、

アホーヤの個人的感想は、、、出て来るサウンドは全然!違うにせよ、譜面(ふづら)だけぱっと見るとモンテヴェルディとかパーセルみたいな、、いわゆる「バロックオペラ」のような印象を受けるんですよね〜、これが!(笑)

れじとんに「何かさぁ〜、、シェーンベルクの「浄夜」の2部構成を彷彿とさせるんだけど。」と言ったら、「おおお〜、そうかも!」と笑ってました。

どんなオペラか皆目見当つきませんよね〜!?(笑)

また色々と報告致しますね!

オペラの詳細については、ストラスブール歌劇場のホームページをご参照下さいませ!
http://www.operanationaldurhin.eu/opera-2014-2015--quai-ouest.html

以前「西埠頭」が東京の新国立劇場で上演された様ですね。こちらのホームページもご参照下さい。
http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000378_3_play.html



0 件のコメント:

コメントを投稿